ココミテ!家づくりの工夫 ①柱のスキマ
2019.02.22
©️BABAKEN&Co
こんにちは!
大工 兼 家づくりアドバイザー(省エネ建築診断士)
の馬場健太朗です。
今日は家づくりにおいて
馬場建築がやっている「細かい工夫」をお届けします。
大工工事に関わらず、家づくりにおいて
職人の仕事というのは
大体が隠れてしまうものです。
仕上がりで見えてくる部分というのはほんの一部。
しかし
見えなくなる部分にこそ、長持ちする工夫、性能を上げる工夫があるのです。。。
そんな工夫を、紹介するコーナーです。
まず第1弾は、「柱のスキマ」。
ここです。
ちょっと想像するのが難しいかもしれないんですが、家を建てる時、基礎の上に「土台」をまず敷きます。
そして、その上に合板を敷きます。
(これが、フロアの下地になります。)
そして、柱を立てるのですが、合板が当たってしまうので「欠き込み」を入れて、柱を立てます。
すると、どうしても土台と合板の間に、スキマが出来ます。
このスキマから、基礎の中の空気が侵入してきてしまうのです。
馬場建築では、冬場は床下にエアコンを入れて全館暖房します。
床下(基礎内)も室内として考えているので、ここから空気が漏れても、まぁ、問題ないと言えばないのですが。
計算した経路以外で空気が漏れるのを防ぐため、このスキマを全部埋めます。
ウレタンボンドで横の逃げ道を塞ぎ、
「気密テープ」と呼ばれる空気を通さないテープで周りを全て密封します。
これを家中、全ての柱部分で処理します。
これで、基礎内の空気が壁内に漏れることはなくなりました!
この作業だけで、地味に半日以上かかります。。
もちろん見えなくなっちゃうんですけどね。
でも、やります。
この他にもまだまだみなさんの知らない工夫が家づくりには満載です!
大工仕事に限らず、今後
職人の仕事をご紹介していけたらと思っております。
今回の記事が参考になった方は
ぜひシェアをお願いします。
馬場建築は群馬県太田市を中心に、家中暖かい住宅をつくっています。
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そんな家をつくります。
そして
大工 兼 家づくりアドバイザーの僕があなたと直接お話しして、プランニングし、実際に現場管理と大工工事をします。
あなたに提供したいのは、あなたの家族と人生を応援するための
家と、家づくりという「体験」です。
馬場建築では、可能な範囲で工事に参加してもらいます。
一緒にサッシを取り付けたり、
床を張ったり、
子ども部屋をお父さん主体で仕上げてもらうのも素敵ですね。
そんな「家づくり」に興味のある方は、お気軽にお問い合わせください。
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