日本の『暖かい家』をレベル分けしてみます

2019.02.13

こんにちは!
大工 兼 家づくりアドバイザー(省エネ建築診断士)の馬場健太朗です。

前回からの続きです。

今日は、仲間の大工さんの手伝いで
某ハウスメーカーの物件にお邪魔しました。

大工に関わらず、職人の業界では
手伝いに行ったり来たりというのはよくあること。

そんなわけで

どの職人さんも色んなハウスメーカーの物件に
入ったことがあります。

※ちなみに。。。
ハウスメーカーに「勤めている」職人さん
というのは、ほぼいません。
みんな、自営でそのハウスメーカーから
請負で仕事を受注しています。
このお話はまた別の機会に。。。

僕個人としても、
複数のハウスメーカーの物件に携わった経験があります。

そして、今日も現場に行ってみて感じたのは

やっぱり、うちの現場は暖かいな!

ということです。

以前は(今日も)冬の現場では
朝はダウン+上着。
日中でも上着は必須ですし、
足はキンキンに冷えてしまって毎日大変でした。

「工事中なんて、そんなものか。」

とも思っていました。

でも、違うんです。

本当に暖かい家は、もう工事中から
職人が実感するレベルで違います。

今の物件では、断熱工事後は
まだ上着を1度も着てません。奇跡。

作業していると、むしろ暑いくらいです。
先日も、別の現場から移動してきた職人さんが

この家、やたらあったくないっすか!?

と驚いていました!

工事中の無暖房時でこのレベルは
実際自分で体感してみて、
やっぱりめちゃくちゃおススメできるなと
改めて自信を持ちました!!!

しかし、だからと言って
これまでの物件の仕様が悪いのかと言えば
そうではないのです。

むしろ、普通です。

ここからが今日の本題で

現在の日本では、
そのレベルの『暖かい家』が1番多く建てられています。

まずは下の図をご覧ください。

これはお客さんに提案する時にお見せした資料ですが、
※縦軸が断熱性能(上に行くほど高い)
横軸が省エネ性能(右に行くほど省エネ)

ここに、
現在の日本で建てられる家がレベル別に4つに分けられています。

これについて、これから個別にお話しします。

まず左下の家マークがある部分。
ここが、いわば日本の平成25年省エネ基準を満たした家ゾーン。

現在、日本ではこのレベルの家が1番多く建てられています。
※僕がよく出入りしていたメーカーもこのゾーンでした。

この家の性能をわかりやすく言うと

・暖房費
  →¥60,000/年
・エアコン
  →各部屋1台
・トイレ・脱衣・玄関など空調のない部分の冬場の気温
  →8℃〜10℃

といったところです。

どうですか?

普通ですよね。

各部屋にエアコンがついてて
トイレとか脱衣所が寒く感じる。

この性能の家を建てているのは
主に、ローコスト(坪単価の安い)ハウスメーカー
です。

これ、日本では極めて普通なんですが
これを知った上で選ぶのと、
知らないのでは雲泥の差だと思うので
あえて言わせていただきます。。

この性能の家は、
(昔に比べればとても進化してますが、)
はっきり言って『最低限』レベルです。

日本では、もっと快適なおうちも選べます!

と言ったところで、次回以降で、残りの3つのレベルについてお話します!


馬場建築は群馬県太田市を中心に、家中暖かい住宅をつくっています。

◯水ハウスより800万円安く
(もちろん同等の仕様で。)
◯条工務店よりも電気代が安い
(もちろん同等の全館空調で。)

そんな家をつくります。

そして

大工 兼 家づくりアドバイザーの僕があなたと直接お話しして、プランニングし、実際に現場管理と大工工事をします。

あなたに提供したいのは、あなたの家族と人生を応援するための

家と、家づくりという「体験」です。

馬場建築では、可能な範囲で工事に参加してもらいます。
一緒にサッシを取り付けたり、床を張ったり、子ども部屋をお父さん主体で仕上げてもらうのも素敵ですね。

そんな「家づくり」に興味のある方は、お気軽にお問い合わせください。

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