子どものための家はいらない。①
2020.12.09
©️BABAKEN&Co
こんにちは!
大工 兼 家づくりアドバイザー(省エネ建築診断士)の馬場健太朗です。
今日は家に関する考え方のお話。
家づくりを考え始めたきっかけに「子ども」が絡んでる人はたくさんいます。
子どもが産まれる(産まれた)のでそろそろ自分の家を。
子どもが増えて、アパートが手狭になった。
なるべくいい環境で子育てしたい。
などなど、「子育て」という視点で家を考える機会は多いです。
そんなわけで今日から「子どもと家」という切り口で
馬場建築の考え方を書いていきます。
まずですね。一番重要な考え方として、
子どもにとって「いい家」は別に必要じゃない。
というのが馬場建築の考え方です。
なので、子どものために家を建てよう!
という方は、その家づくり、やめて下さい。笑
建築屋をやっていてそういうこと言うの?
と言う疑問が出るかもしれませんね。
でも、はっきり言います。
子どもにとって「いい家」は「絶対に必要なもの」ではありません。
お子さんに何を求めるのか?という前提が大事ではありますが、
ここでは「お子さんの幸せ」を考えた時に。と言う前提で話します。
お子さんの幸福度にとって、家の良し悪しは関係ありません。
四畳半のボロアパートでもいいし、新築一軒家でもいいです。
お子さんの部屋が狭かろうが、兄弟と共有であろうが。
そもそも専用の部屋があろうがなかろうが、関係ありません。
どっちでもいいんです。そんなものは。
だけど、それを言うとおそらく皆さん、
「いや、私は自分の部屋がなくて不満だった!!」
「家がぼろくて恥ずかしかった!!」
みたいな、家に関する不満の思い出が出てくるでしょう。
でもですね、実はそれ、嘘なんです。
嘘というか、誤魔化しなんです。
では、お子さんの幸せが何に関係してくると思いますか?
続きは明日書きますね。
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