【よくある疑問】こども部屋について

2021.06.20

こんにちは!
大工 兼 家づくりアドバイザー(省エネ建築診断士)の馬場健太朗です。

今日は子ども部屋の扱いについて
僕の考えをお伝えします。

言いたいことはひとつ。

『子ども部屋が”なくてもいい”家庭を築きましょ』

です。

まぁこれは極論なので
実際は子ども用に建築面積をどれくらい割くか
という話になります。

心理学的な話ですが
良好な関係を築けている家族の場合

同じスペースにいることが普通です。
(普通にいれる。違和感が特にない。むしろ安心)

例えば
同じLDKにいて、それぞれ違うことをしている。
ということが、自然にできます。普通に。

逆にいうと、

『一緒にいたくないから』

自分の部屋に行くのです。

そうなったら、家は意味をなさなくなります。 

家庭を築くための『家』なのに
家族と離れるためのスペースを提供してしまうから。

ただ、勉強したり集中したい時もあります。
全部が全部リビングでは済みません。

でもそんな時は一時です。
高校受験、大学受験くらいです。

そして、その時間が欲しいのは
子どもだけではないはずです。

あなたも、集中したい時や
1人になりたい時があるはずです。

なので、子ども部屋としてではなく
スタディスペースやパーソナルルームとして
それ用の小さい部屋を1部屋用意すればいい。

僕の個人的な意見としては
子ども部屋は屋根裏で寝るスペースがあれば充分。

です。笑

まぁそこまでしなくとも、ベッドとクローゼット
(荷物は確実に増えるので)を用意してあげれば
それで充分だと思っています。

自分の部屋で勉強って出来ないですよね。
(体験談。笑)

あと、この議論が出るのはおそらく
(僕を含む)みなさんの実家が
惨澹たる結果になっているからだと思います。

大体、使われなくなった子ども部屋が
ただの物置として放置されているんですよね。

子どもがいなくなり、
2Fが全部空き部屋として無駄になっている。

僕の実家なんて、the農家の家なので
5部屋くらい空いてますよ。。。

建築面積を詰めることで
内容を濃くすることが出来ますよ。
(もっといいモノを入れる。もっとこだわる。)

最後に

『自分の部屋が狭くて嫌だったから、
子どもには広い部屋を用意してあげたい』

という意見に関して。

これは最初の話に戻るんですが
それが嫌だったのは、
家族との関係が悪かったからですよ。

家族というか、
お母さんとの関係がよくなかった可能性が高いです。

そういう場合は、家を建てるより
お母さんとの関係を先に見直した方がいいです。

家を建てるのは

『幸せになるため。』

じゃないです。

『今、幸せなんだけど、
もっと自分たちらしく生きるため』

に家を建ててください。

そのために僕は全力を尽くします!

追伸

ここまで書いておいて
僕は『広い子ども部屋アンチ』な訳ではないです。

土地、予算などに余裕がある場合、
広い子ども部屋でも全然構わないと思います。

ただ、自分の部屋が広かった身
(8畳+クローゼット1.5畳)からすると

『広かったけど、別に狭くてもよかった。
寝るだけだし。むしろスペース埋めるの大変だった。』

という感想を持ってます。笑

今回は

『子ども部屋は
これくらい確保してあげないとかわいそう。。。』

という考えに縛られてしまう方に向けて書きました。

現場からは以上です。

じゃ、またね!

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