現場レポート:カウンター造作
2019.02.23
©️BABAKEN&Co
こんにちは!
大工 兼 家づくりアドバイザー(省エネ建築診断士)の馬場健太朗です。
今日はカウンター造作の工事でした。
今回は、パインの集成材を使います。
本物の木です。
ハウスメーカーなどでは、もっぱら「既製品」と呼ばれる、「木目のシートが貼られた材料」を使うことが多いです。
今はシートの技術もめっちゃ高くて、普通の人では一瞬じゃ本物かどうかわからないこともあります。
でも、馬場建築では、カウンター材など
木が見える部分は、基本的に本物の木を使用します。
これは完全に好みだと思うのですが、
本物の木を塗装で仕上げたものは
やっぱり感じるものが違います。(僕は。)
なんて言うんですかね……。
こう、人の手が入った感じというか、自然というか、見た時、触れた時に、心が動く感じが好きです。
既製品だと、なんでかわかりませんが、そういうの、ないんですよね。
見た目とかかなり綺麗なのに。不思議です。
作業してる時も、僕は本物の木を触ってる時って楽しいんですよね!
傷とかつきやすいんで、扱いに緊張もするんですがワクワクする感じ。
既製品を触ってる時はなぜかそういうの、ないです。
すいません、脱線しましたが
これを使う長さにカットして、幅を詰めます。
そして、電気カンナで切り口の表面を仕上げ面を取ります。
どん!
綺麗に仕上がって、現場で一人でテンションめっちゃ上がってます(笑)
そして、これを
こんな感じに取り付けして
最終的に、このカタチで完成です。
このカウンターで、陶芸を楽しまれるそうなので頑丈に仕上げてます。
材料が余ったので、上に1段追加しちゃいました。(サービスです♪)
大工工事が完成した後に、塗装で仕上げです。
プライベートな空間なので、お施主さんに自分で塗ってもらうのもアリですね!
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