WORKS お客様の声・施工事例

SCENE01

共同作業でたどり着いた、
理想の平屋暮らし

群馬県太田市 S様邸

  • #全館空調
  • #平屋
  • #職人体験
  • #造作家具

今回、お話をお聞きしたのは、太田市のS様。
ご家族が理想としていた平屋でのライフスタイルを叶える空間はどのようにして出来上がったのかや
S様が馬場建築に決めた理由などを語っていただきました。

決め手は、パートナーとしての知識と熱量。

Sさんから「家を建ててもらいたい」とお話をいただいたのは、2018年が始まってすぐの頃でしたよね。

そうですね。それより前から、「家を建てたい」という気持ちはあったのですが、以前住んでいた賃貸に不満もなく、実行に移すきっかけがなくて。そんな中、子どもが生まれて、ようやく準備を始めた時に、声をかけさせてもらいました。

当時はハウスメーカーとか総合住宅展示場とかも見て回っているとおっしゃってました ね。でも、なかなか決め手がなかったというか、S様にも「こうしたい」というマイホー ム像があったのかなと。

はい。理想とする空間や間取りのイメージは、展示場の見学や、インターネットの情報を見ることで、かなり明確に持てていたと思います。ただ、その理想を叶えようとすると、どこの会社で見積もっても、できることが限られてしまったり、金額が高くなったりする状況でした。そんな中、馬場さんの話を聞いたことで、ようやく希望が見えてきたんです。


予算分配を工夫することで、大きな平屋を実現。

ひとつの空間で、子育ても家事も、仕事も。

イメージをカタチにするために、何度も微調整を重ねた。
遊び場がいっぱいのお家に、娘さんも大満足。

僕は家づくりを成功させるには「ちゃんと情報が与えられた中で、自分たちに合った会社選びをする」というのがとても重要だと思っています。なので、最初にお伝えしたのが「建築業界の仕組み」と「本当のトコロ」。その上で、馬場建築の家づくりの仕組みが、いかに合理的かというお話をさせてもらいました。要は、「予算を抑えつつ、より多くの希望を叶えられるのはなぜか?」という説明ですね。それを理解してもらえたので、とても嬉しかった記憶があります。

家づくりに関わる色々な情報も、実際にたくさんの現場で作業されている大工さんの話だからこそ、それまでに聞いてきた営業トークでは得られなかった納得感がありました。自分でも家づくりに関する勉強はしましたが、目からウロコな話も多かったですね。

たしかに勉強されただけあって、Sさんの希望は、とても理にかなっていましたよね。ただ、家自体も大きい中で、「メンテナンス性を考えて外壁はタイル仕上げ」「大きな屋根を利用しての太陽光発電」、そして「自分たちの理想に合わせた細かなカスタマイズ」までを、費用を抑えながらつくるのは、おそらく大手のハウスメーカーさんでは難しかったと思います。

そうですね。ちょっと欲張りました(笑)。結果的には、馬場建築にお願いすることで、やりたいことが予算内で全部できたので満足しています! あと、費用面もそうですが、馬場さんの「家づくりに対する想い」の方が、僕たち家族には響きましたよ。「仕事だからやっている」というよりも「こだわっていい家をつくりたいから、自分でやっている」というのが、ひしひしと伝わってきました。だからこそ、信頼して任せられたというのはあります。

ありがとうございます、なんか照れますね(笑)。僕が家をつくるのは「僕のできること・好きなことで、その人の人生を応援する」という想いが出発点にあります。だから一緒にプランを考えさせてもらうこと自体が、とても楽しいんです。正直に言うと、採算度外視で、理想を目指していろいろと提案させてもらいました(笑)

たしかにそうでしたね。

家づくりは、いつでも「お客さん」が主役です。気持ちいい答えは必ず「お客さんの中」にあります。僕はそれをご自身で発見してもらうために、方向性をまとめたり、必要な知識やアイデア、選択肢を用意してサポートしたりする立場。つくり手側の「正解の押し付け」だけでは、絶対にいい家にはなりません。お客さんの発想から勉強させてもらうことも、実はとっても多いんです。

なるほど。たしかに、理想以上の仕上がりになったのも、僕たちの意見をきちんと汲んでくれた上で、さらに馬場さんのアドバイスなどでブラッシュアップできたからだと思います。僕たちの考えだけでも、馬場さんの考えだけでもなく、意見を積み重ねた結果に生まれた成功なので嬉しいですね。

住み始めてみると、家中がずっと涼しくびっくり。

この家の一番の特徴をひと言で表すと「機能と性能」だと思います。これはずっと考えていたんですか?

そうですね。自分たちの家を考えた時に、まず意識したのが「できる限りラクに暮らしたい」ということだったんです。共働きになるので、家事、子育てのしやすさはもちろん、おそらく一生住むことになるので、体にも優しいモノにしたいなと思っていました。


家事動線を徹底的にシミュレーション。WICは、寝室とランドリースペースにつながっている。

実際に複数メーカーを見て、自分たちに合った設備を選んだ。

たしかに、一つの広い空間の中に、LDKと仕事スペース、小上がりをまとめて、子育てを想定した間取りにしましたよね。子どもが小さい時は小上がりで遊ばせて、小学生くらいになったらカウンターで勉強させて、キッチンで家事をしながらでも見守れるつくりになっていると思います。

家事の時間も減らしたいと思っていたので、すごく助かっていると思います。洗濯をし て、その場で干して、乾いたらすぐに収納できる。あと、馬場さんからご提案しても らったのは、性能面に関わる部分でしたよね。

はい。あとはランドリールームとウォークインクローゼットを隣り合わせることで、洗濯して乾いたものを、そのまますぐに収納できるようにもしました。この家事動線は、すごく便利ですね。

こんなに違うんだとびっくりするくらい涼しかったです。僕の両親も「この家涼しいか ら」って涼みに来てたくらい(笑)。普通は、冷房をつけている部屋と、そうでない廊 下とかの温度差ってかなりあると思いますが、それがほとんどないので、常に扉も開 けっ放しです。

それはSさんのアイデアだったので、僕も勉強させてもらいました。

また、提案してもらった小屋裏エアコンの全館空調はとても快適ですよ!

ありがとうございます! それはオススメした甲斐がありました。この夏場はいかがでしたか?

「一台で大丈夫なのかな?」って思っていたのですが、本当に家中が涼しく保たれていて、びっくりしました。僕の両親も、数年前に実家を建て替えたばかりなのですが、「この家は涼しいから」とよく涼みに来ていましたよ(笑)。玄関も廊下もお風呂の脱衣場も暑くならないので、家中の扉は開けっ放しです。掃除はルンバにさせたかったので、その点でもとてもありがたいですね。


夏は小屋裏のエアコンで全館空調を行う。

成長に合わせて使い方を変えられるカスタマイズ性をもった子ども部屋。

今はまだ一般的に知られていない性能は、体感していただくまで実感が得られないので、信じて採用していただけて本当によかったです。温度差のない家は、老後のヒートショックの危険も減りますし、子どもの健康にもとてもいいんですよ。

たしかに奥さんも子どもも、1日中、同じ格好で居られるのでとてもラクだと言っていました。あと、エアコンの風を感じないのと、足元が冷たくならないのがいいとも。家の中のどこに行っても涼しいので、子どもはリビング以外も走り回って楽しそうにしていますよ。

現場が始まってからも最後まで楽しかった。

いま振り返ってみて、家づくりの進め方はどうでしたか?

はじめての経験ばかりで迷うこともありましたが、楽しかったですね。最初から最後まで、馬場さんとの共同作業で進んでいくので、進むにつれてチームワークのようなものも出てきたように思います。現場には馬場さんが大工としているので、「いつ行ってもいいんだ」と安心感があったので、僕は頻繁に顔を出させてもらいましたよね。

それはよかった。僕はお客さんとお話するのが好きですし、せっかくの1度しかない家づくりなので、工事が進んで家が出来上がっていく面白さも一緒に共有したいと思っているんです。

そうなんですね。ただ実際に現場を見てみると、想像とちょっと違っていて「こうしたい」という部分がでてきてしまい、急遽変更してもらったことがありましたよね……。

リビングのカーテンボックスに間接照明を入れるのは、当初の予定にはなかったですよね。でも、工事の途中でも可能な限り変更に応えられるのも僕らの強みなので!

「できるんだ!」という喜びと感謝の気持ちでいっぱいでした(笑)。実物を見ることで、はじめてイメージが明確になると感じましたね。そういった点も、フレキシブルに細かな調整などの対応をしてもらえたことが、最終的に想像以上の仕上がりにつながったんだと思います。

まぁ、僕自身が大工なので(笑)。基本的に「できない」ということが少ないんですよね。Sさんのおっしゃるように、図面や3Dだけで完全にイメージするのは難しいんです。だからこそ、実際のものを見て感じた違和感や、膨らんだ理想もなるべくカバーしたい。そのためには、努力を惜しみませんよ!


カーテンレールに取り付けた間接照明は、現場を見たイメージからS様の要望で追加。

自身も工事に参加することで、「家づくり」が家族の思い出となる。

造作家具は馬場本人が、一点一点設計から手がける。

趣味の空間も十分に確保。家を理由に諦めたことは、一切なかった。

友人が家を建てたときは、変更したい部分も追加金額や工期の制限で諦めたそうです。でも僕たちの場合、変更しても、当初の予算内でカバーしてもらえましたが、費用は大丈夫でしたか?

大丈夫でしたよ。もちろん、すべてが可能なわけではないですが。馬場建築の場合、受注目的で「見積もりを極限まで削る」みたいなことはしていません。理想の家を建てるのであれば、現場の工事が始まってから、ある程度の変更は発生するものです。それをカバーできるよう、工期や予算にバッファを設けています。もちろん、余ったお金は家具の購入などに充てていただけるよう、お返ししていますよ。

なるほど。あと個人的に嬉しかったのは、自分も工事に参加できたことですね。子ども部屋の床を貼ったり、馬場さんと一緒に窓を取り付けたり。自分の家を自分でつくるというのは、貴重な体験でした。

僕は、何かをつくるって、やっぱり楽しいことだと思っています。だから家づくりの工程でも、少しでも楽しい時間を多くしたいと思っているんです。色々と想像を膨らましてる時期って楽しいですよね? でもそれを過ぎて、いざ工事が始まると、完成までの間はずっと待っているだけというのが、一般的な家づくり。でもそれって、なんだかもったいないなって。「一緒にやりたい」と言ってくださる方がいれば大歓迎です。ちなみに、あの窓って、持ってみるとめちゃくちゃ重かったと思います……。

はい。めちゃくちゃ重かったですね(笑)

そうですよね(笑)。これだけ重ければ、良いモノなんだって実感してもらえるかなと思って(笑)。では最後に、あらためて新居での生活はいかがですか?

自分たちが思い描いていた通りになりましたし、馬場さんに提案やアドバイスをもらうことで、理想以上のいい家になったと思います。家事の効率も上がって、生活も格段に便利になりました。後回しにしていた外構もやっと進められそうなので、まだまだこれから楽しみなことばかりです!

何かあったらいつでも声かけてくださいね。今日はありがとうございました。

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