寒い家は危険。

2019.01.30

こんにちは!
大工 兼 家づくりアドバイザー(省エネ建築診断士)の馬場健太朗です。

今日も朝からとても寒かったですね。。

僕は太田の現場にいたのですが
最高気温が8度くらいしかなかったようです。。

こんな日に限って今日は外仕事で
風に飛ばされそうになりながら
粛々と軒天井を仕上げてました。

nokiten
※ここが軒天井です。

寒かった。。。

というわけで
今日から寒い家シリーズをお届けします。

まず最初に、今日は寒い家の危険性について。
知ってもらいたいポイントは3つです。

・日本では交通事故よりも
ヒートショックで死ぬ確率の方が高い。

・健康を守る最低気温は18度以上。

・冬の死亡率は、寒い北海道よりも
 東京の方が高い。

ヒートショック。
あなたも聞いたことありますよね。

ヒートショックは

暑い所 → 寒い所
寒い所 → 暑い所

の両方で発生し、
温度差10度が危険目安と言われています。

これは例えば

リビング → 廊下

脱衣所 → お風呂(浴槽内)
お風呂(浴槽内) → 脱衣所

で起こりやすいです。

最近の研究では、
ヒートショックによる年間の死亡者は

19,000人/年間

とも言われており
交通事故による死亡者数(4,000人/年間)
を上回っています。

また、イギリスで行われた調査では
18度以下で何らかの疾患が発生する確率が
高まることがわかっており

健康を守る最低気温は18度。
高齢者は21度以上を国が推奨しています。

そして、それを満たせない物件については
解体命令が出るなど厳しい基準となっているようです。

もちろん、
日本ではそんな厳しいルールはありませんし
そもそもそれを全館で満たせる性能の家は
あまり建っていません。(今現在も。)

もう一回言います。

日本ではそんな厳しいルールはありませんし
そもそもそれを全館で満たせる性能の家は
あまり建っていません。(今現在も。)

また、日本の北海道、東京、福岡の
冬の月別死亡率を比べると

1番寒い北海道が1番低く
1番南にある福岡が1番高い結果になっています。
(南下する程に冬の死亡率が上がる。)

これは、寒さに対する備えと比例しています。
明らかに寒い北海道では、
備えとして、断熱の性能
家の中全体を温めるという発想が根付き
それが結果として
南の地域よりも冬の死亡率を下げています。

北海道出身の友人が「東京の家は寒い」
と言っていたのを思い出します。

もちろん、冬の死亡率は高齢者が多いですが
あなたが長くその家に暮らすつもりなら
未来のことも考えてみる価値はあると思いませんか?

続きます。

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